vol.192 肉体がエゴ
いくとさんからのお便り⑥
・肉体から派生する思いはエゴ
・アイデンティティと個性と自我は分断することはない
・集合魂が形成した気質がアイデンティティ
・狂人になる理由
はい、こんばんは。いくとさんの続きですね。
『VOL.106にてアイデンティティと個性と自我が違うとをおっしゃっています。自分なりに以下のように整理してみたのですが、このような理解で問題ありませんでしょうか?
・自我は肉体=私という認識。
・アイデンティティは自我の認識をもとに形成された経歴、記憶。またそこから派生する私は私であるという感覚。このアイデンティティを引き継ぎながら自我は社会性を獲得する。
・個性は小ダマを現世に降ろすときに集合魂が形成した性質、傾向性。たぶんアイデンティティがなくなっても残る。』
これ、違いますね。合ってる部分もあるんだけど、違う。最後は全然違うね。
『自我は肉体=私という認識』
自我は肉体。
そう言ったよね。めんどくさいからそう言っちゃったんだけど、 肉体が自我なんですよ。肉体がエゴ。で、エゴが自我。
肉体から派生する思いとか感覚とかいうのがエゴなんだよね。
だから肉体がエゴであり、エゴは自我だから肉体が自我ということになってますよね。
『アイデンティティは自我の認識を基に形成された経歴、記憶』そうだよね。でもこれもエゴだよね。
あんま難しく考えなくていい、これもエゴ。『また、そこから派生する私は私であるという感覚』これアイデンティティのことですよ。これもエゴだよ。
『このアイデンティティを引き継ぎながら自我は社会性を獲得する』
みんなエゴ。これは全部エゴです。その分断することないし。
多分、宇宙全史が20年後ぐらいに多分大学で講義されると思うんですよ。
その時にこうやって分断されるのはまずい(※エゴの名称は分断しなくていい)
されないと思うけどね。20年後に残る人は頭いいから。頭いいっていうか、魂が高いから分かると思うんだけど、エゴよ、エゴ。
『個性は小ダマを現世に下ろす時に集合魂が形成した性質』と。そらそうです。傾向性。うん。
『多分アイデンティティがなくなっても残る』と。これは違う。なぜなら、 その小ダマを現世に下ろす時に集合魂が形成した性質、傾向性って気質のことですよね。 それがアイデンティティなんすよ。
アイデンティティってのはさっき言ったようにエゴのこと。だからエゴってのは生まれた時のエゴ。要するに赤ん坊のエゴで、幼児のエゴ、それから小学生、中学生、高校生、成年、成人のエゴってあるけど、エゴはエゴよ。
で、アイデンティティがなくなった時にエゴはなくなるの。逆に言うと、エゴがなくなった時にアイデンティティがなくす。
その時が覚醒です。あ、エネルギーがあればね。エネルギーがないと気が狂ちゃいます。
精神病院にいる人はみんなそうよ。アイデンティティをなくしたんだけど、エネルギーがない。だから狂っちゃった、ということですね。はい、今日はここまで。
かわかつ「少しなんか疑問に思ったことがあったんですけど。」
はい。
かわかつ「会長が以前おっしゃっていたボイドっていう空間は、僕、もしかしたら真我が作り出した空間じゃないとこなのかなっていう風に思ったんですけど。」
そうだよ。
かわかつ「そうなんですか。」
うん。 それは空間というよりも、その人間がまだエゴを持っている。微かに持っている人間が覗いた真我に近い状態のところ、実存みたいなところを覗くとボイドに見えるっていうことだよ。
かわかつ「あ、そうだったですか」
うん。
虚無。虚無空間に見えるってこと。
全然違うよ。真我はもっと充実してるし。 虚無なんてもんじゃないですよ。虚無を持ってるけども、もう全部ある。
虚無は虚無しかないっていうか虚無だよ。
かわかつ「もう基本的に真我から全てが生み出されてるわけじゃないですか。」
うん。
かわかつ「それと、それの外にあるボイドってことですか。」
うん。ボイド。だから、さっき言ったじゃん。ボイドも虚無も真我の中にある。
かわかつ「あー」